写真を撮る時には
・自分が近づく/遠ざかる
・ズームイン/アウトする(広角と望遠を切り替える)
のどちらかで被写体との距離感が変わってきます。
同じ被写体を撮る場合、それぞれ変えるとどんな写り方になるのでしょうか。
スマブラのカメラ機能で実験してみました。
まずは対戦中の適当なところで画面をポーズします。
今回は「ZL/ZR: ひき/より」と「Y+ZL/ZR: 画角調整」を中心に使います。
同じ瞬間のものを異なるカメラ設定で撮っているのですが、ミェンミェン(手前のキャラ)は①も②も同じくらいのサイズ感なのに対してクッパ(奥のキャラ)のサイズ感が結構違うことがわかります。どういった原理でこのようなことが起こるのでしょうか。
このカメラの距離感と画角を模式図で描くと以下のようになります:
カメラで写すことができる範囲を矢印で描いています。この矢印に対して各キャラの比率、特にクッパの比率が大きく異なることがわかります。この矢印に対する比率で被写体が写ることになるので、①にくらべて②のクッパは小さく(つまり遠くにいるように)写ることになります。
これはこのゲームだから起こることではなく、現実世界で写真を撮る時にも同じように起こります。位置関係を意識したりレンズを使い分けたりすることが良い写真を撮るポイントになると思います。